6歳の娘の小児矯正を始めた。 上の子は歯並びに問題がすでに小児矯正をしてあり、下の子は受け口傾向が見受けられたため、今回が二人目になる。
小児矯正を早めに始める意味
特に受け口の場合、治療タイミングは意味が大きい。理由は二つ。
1. 中学生以降の矯正は抜歯が前提になりやすい
永久歯が生え揃ってから矯正を始める場合、多くのケースでスペース確保のために歯を抜くことになる。 抜歯矯正そのものが悪いわけではないが、
- 顔の骨格が後退しやすい
- 将来的にほうれい線が出やすくなる
と言われている。
成長期の矯正だと、スペースを「作る」ことができるので、抜歯を避けられる可能性が高い。
また成長期の時に使う矯正器具は下図のようなケースが多く目だつ。

が、小児矯正の場合は後述するがあまり目立たない器具を使うことが多い。
2. 受け口は将来的に外科手術が必要になることがある
上下の噛み合わせが大きくズレたまま成長すると、矯正だけでは治せなくなる。 その場合、顎の骨を切る外科手術が必要になる可能性がある。
ざっくり情報↓
- 入院1週間ほど
- 治療費100万円以上(条件によっては保険適用)
- 術後の生活制限あり
治療の負担が大きい。
【受け口(反対咬合)】でお悩みの方。矯正でも手術でもキレイに治ります
成長期であれば、顎そのものの成長方向をコントロールできるので、こういったケースを避けられる可能性が上がる。
ただし受け口の場合は、小児矯正を行なったとしても成長して受け口になる可能性は50%程度あるらしい。 しかし、矯正をやっておくことで、手術が必要なほど受け口がひどくなる可能性は少なくなるとのこと。
今回の治療プラン
治療の流れは以下。
| ステップ | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| ① 筋機能訓練 | 舌の位置・口呼吸癖の改善 | 約6ヶ月 |
| ② 拡大装置 | 顎を広げる | 約6ヶ月 |
| ③ インビザライン・ファースト | 歯列を整える | 4〜6ヶ月 |
| ④ 保定 | 夜間のみ着用・維持 | 永久歯が揃うまで |




受け口の治療が必要な場合には、筋機能訓練が追加出かかっている。上の子の場合は拡大装置からだったため、人ステップ少なかった。
この拡大装置は、3日に一度調整器具でサイズ調整をして、すこしずつ顎のサイズを広げるため、その作業を習慣化しないといけないのが少しめんどくさい。
費用について
小児矯正の費用帯はこんな感じ。
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 診断・撮影 | 1〜5万円 |
| 拡大〜筋訓練装置 | 10〜40万円 |
| インビザライン・ファースト | 30〜70万円 |
| 総額 | 40〜100万円 |
小児矯正は医療費控除の対象になることが多いので、確定申告でとりあえず申請しておくと良い。 年収に応じて10万から60万程度控除が出る。
また東京都の場合は、子供の医療費が 0歳から18歳年度末まで無料のため、月一回通院したりするのがタダになるので、若いうちにやっておいた方がなお良いだろう。
矯正は短期間で終わるものではないが、あとで選択肢が減るくらいなら、今できることをやるというスタンスで進めている。 が、やはり小学生の間はずっと矯正しないといけないので、子供にはちょっと申し訳ないなーと思うところもある。
日本の子供の顎の大きさは、過去40〜50年で幅(横方向)や長さ(前後方向)において、平均で数ミリメートル程度小さくなっているらしく、人類が進化して歯の本数が変わらないかぎり、今後も歯科矯正をする子供が増えていくだろうから、記録として残しておく。