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プロダクトマネージャーしてます

プロダクトマネージャーとしての2025年を振り返って

気づけば2025年も終わりですね!

年末になると毎年「今年なにやってたっけ?」となるのですが、振り返ってみると、2025年はプロダクトマネージャーとしてかなり濃い一年でした。2025年はどこもかしこもAI Agentの話題が一気に現実フェーズに入り、「できること」は増える一方で、

  • それ、本当に使われる?
  • 業務に入る?
  • 売れる状態になってる?

みたいな問いに、ずっと向き合っていた気がします。この記事では、Treasure Data CDP の PM として過ごした 2025 年を、自分が担当していたEngage / Integration / Core Service の3つの観点から、ゆるっと振り返ってみます。

2025年の前提:完成度より「今使えるか」

2025年を通して、一番大事にしていた考え方はこれでした。

  • 100%揃ってから出すより、「今、使える」「今、売れる」状態を作る

理想を言えば全部入りで出したい。でも現実はそうもいきません。なので毎回、

  • これは顧客にとって本質的な価値か?
  • ここまであれば、導入判断できる?
  • 営業がちゃんと説明できる?

というスコープを探りながら、少しずつ前に進めていきました。結果として、多くのお客様に早期に導入いただき、AI×エンゲージメントの話を実際の案件に落とせたことは、かなり良い経験でした。こうした「まだ進化途中のプロダクト」を早期に導入いただくには、結局のところ お客様との信頼関係がなければ成立しない、というのも改めて強く感じました。

プロダクトの完成度だけで売れるわけではなく、背景やロードマップ、リスクも含めてきちんと向き合いながら提案できるB2Bのハイタッチセールスの力があってこそだと思います。そういう意味でも、2025年は「営業、すごいな……」と何度も思わされる一年でした。

なぜ、ここまで Engage に力を入れたのか

2025年を振り返ると、CDPのオーケストレーションからラストマイルのEngage(もちろんAIもですが)にだいぶ寄ってたなと思います。個人的に思うのが、

  • AI時代に生き残るSaaSは、業務フローを取ったプロダクト

ということです。どれだけCoding AIが進化しても、GitHubはなくなりません。それは、開発者の日常がGitHubを起点に回っているからです。マーケティングも同じで、分析だけ、生成だけでは、業務の中心にはなれません。企画して、承認して、配信して、結果を見て、次を企画する。その「ラストマイル」をちゃんと支えられるかどうかが、プロダクトの生死を分けると思っています。

だからCDPを、単なるマーケティング基盤ではなく、マーケティングの仕事そのものが集まってくる場所にしたい、という気持ちで Engage Studioに取り組んできました。

その一方で、Marketing Automation機能なんてもうコモディティ化しているので、新しいものを考えると言うよりかは既存の製品たちが長年積み上げてたものから、いかに無駄なものを省いていて必須のものだけを取り組むかというプロダクト開発だったのも特徴的でした。

3rd party service連携のインテグレーション

インテグレーションの領域も、去年から開発チームの考え方を変えてもらった一年でした。従来、いわゆるEmbulkのPluginをひたすら開発して繋げていく仕事がメインだったのですが、、、

  • どんな形のデータが必要か
  • どの業務フローで使われるか
  • 継続的に回し続けられるか

まで含めて考えないと、結局使いにくいものができてしまうので、従来の枠を超えて、必要なパイプラインまで生成するようなプロダクトをリリースできました。

あとは、実際のコネクタ開発は、かなりエンジニアリング主導で進んでいて、PMとしてはプライオリティだったりベンダーとの交渉だったり、顧客エスカレーションを対応する程度の場面がメインでした。

あとは日たらに広告連携やDWH連携みたいなものを地道に更新させ続けるのは相変わらず大変やなーと思いつつ、今年四半期毎に3-4個の新規サービスコネクタを作って、並行して機能改善も行うと言う感じでした。

Core Service:目立たないけど、一番大事

Core Serviceは、2025年いちばんエンジニアチームが大変だった領域かもしれません。

AIやEngageなど新しいことを支えながら、同時にたくさんの既存顧客のデータパイプラインを止めない。 その中で、新機能を増やすよりも、

  • 古くなったものを安全に移行する
  • 信頼性を上げる
  • 将来に耐えられる形にする

という作業が中心でした。正直、派手さはありません。でも、「これからも安心して使い続けられる」こと自体が価値というのを提供し続けることもやはり大事です。

また、エンジニア自身がプロダクトを前に進めていく動きも増えてきていて、その価値をちゃんと外に伝えるのは、引き続きPMの仕事だなと思っています。

振り返ってみると、時間がかかるのは、だいたい地味なやつで、コーポレートドメイン(www.treasuredata.com)とサービスドメインconsole.treasuredata.comをconsole.us01.treasuredata.comに分離させてCookieを共有できないようにしたり、表からはほとんど見えませんが、影響範囲も広くて、調整も多くて、正直かなり大変でした。

他にも、Data Workbench と AI / Audience Studio で UI デザインが揃っていなかった問題を、少しずつマイグレーションしていったり、Logical View にちゃんと UI をつけたり、とか、Hive2からHive4へのマイグレーションとか。

どれも派手さはないですが、ここをやらないと次に進めない系の作業ばかりで、プロダクトとしての一貫性や、これからの拡張を考えると避けて通れないものだったなと思います。こうした長丁場にエンジニアチームもずっと付き合ってくれて大変ありがたい一年でした。

2026年に向けて積極採用中

トレジャーデータは毎年どんどん進化していく中で、日本での採用も積極的に行っていますので、カジュアル面談も含めてお気軽にお声がけくださいー。

jobs.treasuredata.com

2025年のマーケ・GTMイベントの参加

今年度は、

  • 淡路島で実施したAI Bootcamp

に参加して、顧客やパートナーの皆さんとも長時間いろんな会話ができ、とても良かったです。

2025年の他のイベント

今年度も高校生向けのインターンシップをして、お手伝いをしたり、

社内イベントのイベントでボストンやサンフランシスコにも行きました。

blog.torut.tokyo blog.torut.tokyo

おわりに

振り返るとまた一瞬で終わったような一年でしたねえ。

今年の年末パーチーの景品が尋常ではなく豪華景品でした。(当たりませんでした・・・)

来年はもっと豪華景品が揃えられるように頑張りたい。